歌川国芳《 縞揃女弁慶 松の鮨》味の素食の文化センター蔵 通期人々が歌舞伎や花見に興じる風俗画や美人画などの浮世絵も、見方を変えれば、描かれたすしや豆腐、西瓜や焼き芋、握り飯や餠などに目が留まる。
江戸の名高い料理茶屋を歌舞伎役者と組み合わせて紹介した《東都高名會席盡(づくし)》シリーズ、旅人が茶屋で名物を味わう姿も描かれた広重や北斎の東海道シリーズなど、浮世絵の魅力とともに江戸の食文化の豊かさに感嘆させられる。
江戸時代の料理書と浮世絵から当時の料理を再現したレシピも紹介するなど、楽しみながら学べる展覧会だ。会期中展示替えあり。
※以下に会期を変更して開催決定。
『おいしい浮世絵展
~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~』
森アーツセンターギャラリー2020年7月15日~9月13日
※8月14日休館
一般1800円
ハローダイヤル:03(5777)8600
展覧会の詳細はこちら>> 表示価格はすべて税込みです。