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シンプルなソース・バルサミコが「焼き野菜」の味わいを引き立てて

2017.11.27

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【作り方】
1:ソース・バルサミコをつくる。鍋にバルサミコを入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にし、ふつふつの火加減を保って煮詰める。アクが出てきたら取る。【P.88写真a入る】

2:全体的に泡立ってきたら焦げやすいので注意(写真)。最初に出てくる泡とは異なるので、見比べる。【P.88写真b入る】

3:半量くらいまで煮詰まり、ツヤととろみが出てきたらでき上がりの目安(写真)。冷めると硬くなるので、気持ち早めの濃度で止める。この時実際の分量は225cc。【P.88写真c入る】


4:かぼちゃはところどころ皮をむき、1cm幅に切る。ズッキーニは縦半分に切る。なすは縦半分に切ってから身側は1cm幅、皮側は5mm幅の格子状の切り込みを入れる。玉ねぎは輪切りにする。パプリカは焼き網にのせて強火で真っ黒になるまで焼き、冷水に入れて冷まし、焼けた皮を取る。種、へた、筋を取り、3~4等分に切る。

5:4にまんべんなく塩をふる。ズッキーニとなすは出てきた水分を拭き取る。

6:フライパンにオリーブ油10cc、玉ねぎ、なすを皮側を上に入れ、弱めの中火で焼く。焼き色がついたら裏返し、ズッキーニ、オリーブ油3ccを加え、両面焼く。油が足りなければその都度足す。ペーパータオルを敷いたバットにのせ、油をきる(写真上)。かぼちゃは別に、パプリカも同様に焼く(写真下)。皿に野菜を盛り、ソース・バルサミコ20~30gをかける。



【P.89写真a、b入る】

フランス料理の真髄はソースにあり。ソースは料理のおいしさや存在感を深め、無限の可能性を秘めるもの。 『ル・マンジュ・トゥー 谷 昇シェフの ビストロ流おいしいソース・レシピ』では、フレンチの賢人がソースの極意を徹底コーチ。クラシックからシェフオリジナルまで、32のソースと69皿のメニューを収録。伝統的なフランス料理からビストロメニュー、家庭料理、オリジナルの一皿まで、多様で美味しいソース使いを学ぶことができます。



谷 昇(著)
定価:本体1,600円+税
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