地元で人気な「Outlanders」 サンフランシスコ中心部から車で30分程度。海辺の住宅街にあるこのお店の名は「Outlanders」。地元でも人気とは聞いていたけれど、 9時半に到着するとすでに長蛇の列が。聞くと1時間待ちとのことで、子ども二人を連れて海辺を散歩してこようかなと思っていたら、 子連れで気の毒だと思ってくれたのか、ウェイターのお姉さんが“テラス席であればすぐに案内しますよ”と微笑んでくれた。 早速、テラス席に座って、メニューをみると、ダッチパンケーキとサンドイッチ、それに「egg in jail」なるものが。 とりあえず、何のことかわからなかったけれど、この「egg in jail」を注文してみると……。 Outlandersの店内。様々な表情の無垢の木目に囲まれる内装。
「egg in jail」の正体は・・・・・・? 運ばれてきた「egg in jail」。一見厚切りトーストにベーコンとにんじんの千切りサラダが乗っているだけのようですが・・・・・・? 切ってみてなるほど。トーストの真ん中が丸く切り抜かれていて、その中に半熟卵が! トーストの檻の中に卵が閉じ込められていたってことですね。それで、「egg in jail=刑務所の中の卵」なのですね。 こうやってトーストの中に半熟卵があると、ちょうどよい半熟加減に焼けるし、食べる時も切ったらパンに半熟卵黄がしみこんでいって美味しい! なかなか面白くて、美味しい発明だなと思いました。 Outlandersの「egg in jail」。自家製ルヴァン食パンの中には地元でとれた新鮮な半熟卵が入っている。
そこで、この「egg in jail」のレシピも再現してみました。朝食やブランチに最適です。にんじんのカレーマリネも、このトーストによく合いますよ。