【至福の味部門】 美しい自然が広がる、トットネス。
スイーツの美味しい街「トットネス」 イギリスの南西部にある「トットネス」。地域通貨を発行し、地産地消やコンポストなどエコロジーへの意識が高い街です。 1週間ほど滞在したのですが、トットネスにはお洒落なカフェがたくさんあり、どこのお店のスイーツもとびきり美味しかったのが忘れられません。 それもそのはず、トットネスのあるデヴォン州は酪農が主要産業で、乳製品が特産品。 地元産のバターやクリームをたっぷり使って作られたクッキーやケーキが美味しくないはずないですよね。 「THE BRIOCHE」の店内。カフェのメニュー表の横には献血の協力を呼びかけるチラシが貼ってあり、 コミュニティに対する意識の高い“トットネス”らしさを感じる。
イギリス伝統のお菓子に舌鼓 トットネスの中でも特に、「THE BRIOCHE」というカフェで食べたクリームティーがあまりにも美味しくて驚きました。 クリームティーとは、スコーンと紅茶のセットのこと。スコーンにはたっぷりのクロテッドクリームとジャムがついてきます。 このクロテッドクリームこそ、デヴォン州の名産品なのです。クロテッドクリームの乳脂肪分は55~63%でバターと生クリームの中間。 見た目には、生クリームのようにねっとりして白く、味はバターのようなコクがあります。 「THE BRIOCHE」のクリームティー。さっくり焼けたスコーンにたっぷりのクロテッドクリームがついてくる。
「THE BRIOCHE」の美味しいクリームティー 「THE BRIOCHE」のクリームティーのスコーンは、外側がサクッとした焼き上がりなのに中はフワッと崩れる柔らかさで、 バターの香り高い完璧なスコーンでした。 添えられたクロテッドクリームも、フレッシュでクリーミーなコクがあり、なかなかの美味! スコーンを横半分に割り、熱々のうちにクロテッドクリームをのせると、クリームがとけて生地にしみ込んでいきます。 その上にさらにたっぷりのストロベリージャムをのせると本当に絶品でした。 セットのミルクティーで口の中をさっぱりさせると、また一口食べたくなり、あっという間に1個、 2個とぺろりと食べてしまいました。 贅沢で至福なお茶の時間でした。