エディターズ3つ星セレクション 家庭画報編集部員が役立つアンチエイジング情報をご紹介。話題の化粧品のなかから選りすぐりの3つ星アイテムだけをセレクト。
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女性にとって口紅を塗る行為は、1つの儀式のようなものです。誰もがこのわずか数秒の間に、気持ちを高めスイッチを入れているのではないでしょうか。
（左から）ルージュ エルメス ルージュ ア レーヴル サティネ ＃33、同 マット ＃64／エルメスジャポン ルージュ アリュール ＃178／シャネル今春、美容界に大きなニュースが届きました。「ルージュ・エルメス」、エルメスから初のビューティアイテムとなる口紅の登場です。
“ツール”ではなく“エルメスのオブジェ”である――。デザイン、色彩、テクスチャーに香り、日々の生活に根ざした美を形にしてきたメゾンが磨き上げたすべてが五感に語りかけてくるリップは、手にとった瞬間から女性に生まれた喜びが湧き上がってきます。
工房にある7万5000ものシルクの色見本から選び抜かれた24色、マットとサテンの2タイプの質感は、レザーからヒントを得たものだそう。
そして、いつの時代も口紅を口紅たらしめてきたシャネルの存在を忘れることはできません。
外出先で簡単に塗り直しができるよう、現在のリップスティックの形を生み出したのもマドモアゼル シャネル。
指先でクリックすることで漆黒のケースからカラーが現れる「ルージュ アリュール」は、口紅を塗る仕草まで美しく見せてくれる特別な1本です。
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表示価格はすべて税抜きです。
撮影／唐澤光也〈レッド ポイント〉 スタイリング／細田宏美
『家庭画報』2020年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
