心潤す夏の“花絶景” 第4回(全8回) “フラワーセラピー"という医学療法があるように、花には見る人を癒やし、幸せな気持ちにする力があります。夏は色彩鮮やかな自然の輝きに溢れた花々の季節。私たちの心を潤し、エネルギーを与えてくれる、夏の“花絶景"を、今年はぜひご自宅でお楽しみください。
前回の記事はこちら 雨の季節に心和ませる穏やかな気配
紫陽花
梅雨の風景に欠かせない紫陽花は日本原産ながら、18世紀に欧米で品種改良され逆輸入されてから大人気になったそう。土壌によって花の色が変わり、時間経過で彩りが変化していく点も神秘的です。数多くの花びらが球状に集まる姿が“家族"を思わせることから、近年母の日や結婚式でも人気があります。また、厄除けや商売繁盛を願って軒先に紫陽花を飾る地域も。
神奈川県 相模原北公園
一番の見応えは「アナベル」。真っ白な紫陽花が群生するさまは幻想的。丘の上からは約200種1万株の鮮やかな花の絨毯の眺望が広がる。
神奈川県相模原市緑区下九沢2368‒1
http://www.sagamiharashi-machimidori.or.jp/flower(相模原市まち・みどり公社)
見ごろ:6月中旬~7月初旬
写真/フォトライブラリー
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
※この特集は今夏、読者の皆さまの観光地への誘導を目的とするものではありません。来年以降のご旅行の参考にしていただきますようお願いいたします。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。