心潤す夏の“花絶景” 第7回(全8回) “フラワーセラピー”という医学療法があるように、花には見る人を癒やし、幸せな気持ちにする力があります。夏は色彩鮮やかな自然の輝きに溢れた花々の季節。私たちの心を潤し、エネルギーを与えてくれる、夏の“花絶景”を、今年はぜひご自宅でお楽しみください。
前回の記事はこちら 清々しく鮮やかに水に浮かぶ
“極楽”の風景
蓮(はす)
泥水の中から茎を伸ばし、けがれのない美しい花を咲かせることから、蓮の花言葉は“清らかな心”。仏教では極楽浄土に咲く花とされています。白や淡いピンクの大輪の花と葉のグリーンがコントラストをなして群生しているさまは、気持ちを一新してくれるような清々しさがあります。また、湖沼は野鳥のサンクチュアリでもあり、彼らと出合えるという楽しみも。
宮城県 伊豆沼・内沼
ラムサール条約登録地。2つの市にまたがり、合わせて東京ドーム約83個分の面積に。湖面がピンクの蓮の花で埋め尽くされた光景は圧巻。
宮城県栗原市築館・若柳/登米市迫町
https://www.kurihara-kb.net(栗原市観光物産協会)
見ごろ:7月中旬~8月末の午前中
写真/PIXTA=写遊 編集協力/高梨さゆみ
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
※この特集は今夏、読者の皆さまの観光地への誘導を目的とするものではありません。来年以降のご旅行の参考にしていただきますようお願いいたします。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。