365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
記事一覧はこちら 【お悩み】真夏のスキンケア、どんなものを使ったら良い?
紫外線対策をしているのに、やっぱりうっすら日焼けしています。今すぐ特別なケアを始めたほうがいいですか?
【回答】攻めのケアとダメージケアは、季節に合わせて使い分けを
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
窓ガラス越しの紫外線や曇りの日のちょっとした油断でも、うっすら日に焼けてしまうことが。また、紫外線ダメージを防ぐために肌の角質が厚みを増すと、どうしても透明感が低下してしまいます。
いずれも紫外線を浴びなければ自然に回復していくので、これ以上の進行を食い止めるためにも、室内で過ごす日もしっかり紫外線対策を行いましょう。
積極的なスキンケアは紫外線防御の面から見るとマイナス「積極的なスキンケア」としては、メラニン色素が過剰につくられるのを抑え、同時にターンオーバーを促して肌の厚みを整えるのが効果的です。
ただし、どちらも紫外線防御の面から見るとマイナス。日差しが弱くなる秋までは、違うアプローチをとったほうが肌にとってはベターです。
日差しが弱くなる秋までは、紫外線ダメージのケアをたとえば「紫外線ダメージのケア効果」があるビタミンCがメインの美容液などで、肌を守りつつ透明感の底上げを。
それを使い終わり秋になったら、シミ改善をうたう攻めの化粧品(積極的なケア)に切り替えるという方法をとってはいかがでしょう。
ビタミンCがメインの美容液
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近藤須雅子/Sugako Kondo
美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。