家庭画報のレジェンド・レシピ 「感動パスタ」をわが家で 第16回(全24回) 創刊号から最新号まで、『家庭画報』に掲載された膨大な数の料理レシピの中から、今、改めてお伝えしたいものを編集部が厳選してお届けする「レジェンド・レシピ」。今回は本誌ゆかりのイタリア料理のシェフたちが、ご家庭での「パスタ」をワンランクアップする技やアイディアを伝授。いつもとはひと味もふた味も違う、"感動の味"をお試しください。
前回の記事はこちら 夏野菜や魚介類のうまみたっぷり
旬を楽しむ“夏パスタ”
野菜の力だけでおいしいソースと具を作る
夏野菜1種で作るシンプルパスタ
うまみの濃い夏野菜は、それだけでおいしいソースと具になります。火入れの加減でとろとろ、シャキシャキといった食感、さらに甘みや香ばしさも生まれ、野菜1種で作ったとは思えない深い味わいです。「ヴィラ アイーダ」の小林寛司シェフに教えていただきました。
小林寛司さん
(こばやし・かんじ)年間100種類以上の野菜を育てながら、和歌山の自然や季節のうつろいを感じる料理を届けている。独創的な調理法は料理人からも注目を集める。
ヴィラ アイーダ和歌山県岩出市川尻71-5
http://villa-aida.jp/※2011年8月号「夏に食べたい爽やかパスタ」より。
焼きパプリカの甘みを含んだ絶品ショートパスタ
パプリカのリゾーニ詰め
【材料・2人分と作り方】
(1)赤パプリカ2個はへたの周りに包丁を入れて、へたと種をくりぬく。
(2)ボウルにリゾーニ80g、みじん切りにしたオリーブ・トマト各大さじ4、ケイパー小さじ2、粗みじん切りにしたアンチョビー8枚分、みじん切りにしたバジル適量、EVオリーブオイルと塩少々を入れて混ぜ合わせ、(1)に詰めてへたでふたをする。
(3)200度に温めておいたオーブンで20~25分間焼き、器に盛る。
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撮影/鈴木一彦 イラスト/金子ともこ
レジェンド・レシピ編 文/西村晶子
※レシピは、掲載時の材料と作り方を基本としています。
※ご紹介した料理はあくまで家庭で作るために考案したものであり、料理店ではオーダーできません。
※各レストランの営業については、お店に直接お問い合わせください。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。