365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
記事一覧はこちら 【お悩み】ウエストのくびれを作りたいです
水着を美しく着るためにウエストのくびれを作りたいです。何か良いエクササイズはありませんか?
【回答】“スーパーマン”エクササイズをお試しあれ
今回、ウエストのくびれを作るエクササイズを紹介してくれるのは、産婦人科医でありヨガドクターの高尾美穂先生です。
体重は減ってもくびれはなかなかできない「ウエストのS字カーブは女性らしさの象徴。キュッと締まったくびれがあるほど、若い印象に。しかし、このくびれがなかなかの曲者で、ミドル世代以降になると、“ダイエットで体重は減ったのにくびれが復活しない”という声もよく聞きます。
そんなあなたも、この“スーパーマン”のポーズを毎日の習慣にすれば、ウエストがみるみるくびれてくるはずです」
空飛ぶイメージで背中を伸ばして多裂筋をトレーニング「“スーパーマン”は、うつ伏せの状態から手脚を浮かせて、背中を走る多裂筋を鍛えるポーズです。
多裂筋は背骨(脊柱)の両側に沿うように縦に走っている、小さな筋肉の集合体で、上半身の姿勢を維持することに特化した筋肉。
静止しているときだけでなく、動いているときにも、姿勢を安定させるために欠かせない筋肉で、多裂筋が収縮するとき、連動して骨盤底筋にも刺激が入ります。
最初に右手と左脚を浮かせ、次に左手と右脚を浮かせて、対角に伸び合うようにするとバランスがとりやすいでしょう。手のひらを上向きに返すことで、強力に多裂筋を鍛えることができます。慣れないうちは、手のひらは下向きでもOKですよ!」(高尾先生)
この“スーパーマン”のほか、“スカイダイビング”や“ドルフィンテール”“グースヒップウォーク”の4つのポーズを組み合わせると、くびれ作りにより効果的。
高尾先生の著書『超かんたんヨガで若返りが止まらない!』では、このほか、たくさんのエクササイズを紹介しているので、この夏、体を引き締めたい人は本書もご参考になさってください。
高尾美穂/Miho Takao
産婦人科医・ヨガドクター。女性のための総合ヘルスクリニック、イーク表参道副院長。医学博士、産婦人科専門医、スポーツドクター。産婦人科外来に携わるほか、女性アスリートのメディカルサポートなどを行う。ヨガを長年愛好し、診療のかたわらヨガマスターとして、医師として、各種講座・講演活動で全国を飛び回る日々。
イラスト/umao 撮影/岡田ナツ子 編集協力/山岸美夕紀
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