春夏秋冬雄大な景色を旅する 日本の絶景遺産 第10回(全13回) 豊かな自然に恵まれた日本には、絶景の名にふさわしい、感動を呼ぶ風景が数多くあります。未来に伝えたい“絶景遺産”を美しい写真でご紹介、今改めて“美しい国、日本”をお届けします。
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プロ写真家渾身の“絶景写真”
日ごろ家庭画報本誌でクオリティの高い写真を撮ってくださっているプロフェッショナルのかたがた。さまざまな風景を目にしてきた彼らのとっておきの絶景写真は、まさに“感動もの”です。私たちが撮影する際のアドバイスもいただきました。
堀越海峡の夕暮れ【徳島県】
──阿部 浩さん
「鳴門の渦潮を撮影するために向かう、鳴門スカイラインの途中にある“堀越橋”という橋の上で出会った景色です。瀬戸内海側からウチノ海へと流れ込む堀越海峡の迫力ある美しい流れが目に入り、20分ほど待った後シャッターを切りました。
印象的だったのが流れ込む潮の轟音。そんな臨場感を写真から感じていただけたらうれしいです」
阿部 浩さんの撮影アドバイス“堀越海峡”は、青空が写り込むのと、遠くに見える山がバランスよく入るよう撮影しました。
〔特集〕春夏秋冬雄大な景色を旅する 日本の絶景遺産(全13回)
取材・文/土橋育子
※誌面で紹介した絶景は、季節や気象条件などにより見られない場合があります。ご了承ください。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。