一流の俳優陣に囲まれて刺激的だったマレーシアでの撮影
おなじみのダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が今回狙うのは、シンガポールの大富豪フウ家の遺産。当主のレイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなり、ブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟が遺産をめぐって火花を散らす中、執事のトニー(柴田恭兵)が発表した相続人は、誰も知らないレイモンドの隠し子ミシェルで……。世界を股にかけた騙し合いが展開される本作は、マレーシアで多くが撮影されました。
映画の海外ロケは初めてだったという古川さん。マレーシアでの日々は、刺激的だったといいます。
「2週間くらい行かせていただいていたんですけど、撮影場所はすごく豪華なホテルで。撮影のあとは、そのホテルにそのまま泊まっていたので、まさに大富豪になった気持ちというか。ものすごく恵まれていましたね。続編ができる、大人気の作品に出演できることも、一流の方々の中に自分が交ざってお芝居することも、刺激的でした」
撮影がない日もあり、共演した白濱さんはジェットスキーをしたとか。古川さんは「僕はくるぶしまで海につかるくらい(笑)」と言いますが、「ちょっと外を歩くだけでも非日常という感じで。そういう環境をすごく楽しんでいましたね」。ちなみに、撮影が行われたホテルとは別の場所に宿泊した日もあったそう。そのときは「白濱くんと2人で軽く散歩してごはんを食べました」。
宿泊も食事も、ホテルは「なんでもできちゃう場所でした」。そんな中で、15分ほど自転車を走らせ、地元のスーパーにも行ったそう。