家庭画報が選んだ“ふるさとの絶景” 第40回(全48回) 本誌ゆかりの皆さまに、生まれ育った故郷の心に残る風景、お国自慢の景観など“ふるさとの絶景”をうかがいました。47都道府県を網羅しています。読者の皆さまが生まれ育った場所や現在暮らす場所の絶景に、出合えるかもしれません。
前回の記事はこちら 高知県
茅吹手(かやぶくて)の沈下橋
地域の力となる形
梅原 真さん推薦
洪水で、四万十川に架かるこの橋が渡れなくなる時が年に2~3度ある。でも絶対に壊したらあかん。この風景を残したい。この橋を渡ってみれば、その理由が分かる。人はこの橋の姿のように生きなければ。地域の良いところも悪いところも、すべて個性だから。東京のまねはしなくていい。 地方が豊かでなければ、その国は豊かではない。豊かさは風景で確認できる。
●(うめばら・まこと)
高知市生まれ。デザイナー。武蔵野美術大学客員教授。
四万十川の茅吹手沈下橋の動画はこちら
〔特集〕家庭画報が選んだ“ふるさとの絶景”(全48回)
撮影/梅原 真
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。