首のたるみや、のどの筋肉にアプローチ！習慣にしたい「首マッサージ&のどストレッチ」

【お悩み】首もとには、どんなケアが有効ですか？

首のシワが気になります。年齢を重ねるほどに首の老化が目立ってきている気がするので、何かよいケア方法を教えてほしいです。

【回答】マッサージオイルで首から肩をケアしましょう

意外と年齢が表れやすいのが、首もとです。乾燥しやすい首はシワなどもできやすく、それが若々しい見た目を損なってしまいます。


夏は特に強い日差しによって乾燥してしまうため日々のケアが大切ですが、顔は毎日のようにケアしていても、首やデコルテなどはあまりお手入れをしていない、という人も少なくないかもしれません。

そこで、フィトセラピストの池田明子さんの著書『アロマセラピー使いこなし事典』から、マッサージオイルを使ったケアをご紹介します。

おすすめの精油は、鎮静・鎮痙（ちんけい）・消炎作用に優れたラベンダーと、炎症を抑え、痛みを緩和してくれるローマンカモミールの２つ。これを、保湿効果の高いスイートアーモンドオイルで希釈したもので、首のたるみやのどの筋肉もていねいにケアしましょう。

首のツボを刺激しながら行いましょう

「首から肩にかけてのリンパの流れを改善するとともに、頭痛、首や肩のこり、自律神経の乱れを改善する“風池（ふうち）”、頭痛、首や肩のこり、目の疲れ改善に効果が期待できる“天柱（てんちゅう）”、肩こりや頭痛を改善する“肩井（けんせい）”、咳や風邪の症状に効く“肺兪（はいゆ）”などのツボを意識してマッサージすることで、頭もスッキリします」（池田さん）

また、同時に行いたい「のどストレッチ」も教えてくれました。

「ついついケアを怠りがちなのどの筋肉。年齢とともに、筋肉の老化が進むと、誤嚥などの事故にもつながりかねません。普段からのどの筋肉を動かす習慣を身につけましょう」（池田さん）

首から肩のケア

＜基本のマッサージオイル＞
・ラベンダー　2滴
・ローマンカモミール　2滴
＋
・スイートアーモンドオイル　20ml