日本を代表する美食の街・銀座。誰もが知るおなじみの老舗から次代を担う若き料理人の気鋭店まで、新旧一丸となって日々進化を遂げているのが、懐の深いこの街ならではの面白さです。
昨今いっそうの盛り上がりを見せる銀座の美食シーンにおいて、まずご紹介したいのが「銀座 吉兆」の復活です。
2013年の「ホテル 西洋銀座」閉業による西洋銀座店の閉店以後、その再開を待たれていましたが、昨年10月に二丁目に新たな拠点を構え、満を持してオープン。開店1周年を迎える今では海外からのお客さまも多く訪れ、国内外へ向けて数寄者であった創業者の湯木貞一翁から受け継ぐ日本料理の心を発信し続けています。
銀座の目抜き通りに建つ「銀座 吉兆」の花屏風八寸。贅を尽くした料理と、秋の情緒溢れる華やかな演出は吉兆の真骨頂。
「秋なすれんこんすり流しご飯」や人気の「フカヒレ姿煮ご飯」など、銀座店ならではの献立も揃う。
Information
銀座 吉兆(ぎんざ きっちょう)
東京都中央区銀座2-6-12 OKURA HOUSE4階
TEL | 03(3535)1177 |
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Lunch | 11時30分〜14時(LO) |
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Dinner | 17時30分〜21時(LO) |
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定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日休) |
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- 料金の目安:昼 懐石コース1万円、1万2000円、1万5000円。 夜 懐石コース2万円、2万5000円、3万5000円、4万5000円。 昼限定の「フカヒレ姿煮ご飯御膳」(1万円)などあり。アラカルト可。写真3枚目は夜2万5000円のコースより。 要予約 全54席広間1室(個室利用可、28名)個室4室(掘りごたつ1室4名、6名、8名、10名) ※吉兆の「吉」は、正しくは下が長い「土」に「口」です。
『家庭画報』2017年10月号掲載
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。