〔アイシャドウ&ライン〕
王道のブラウンに差すニュアンスカラーが決め手
ブラウンは日本人のまぶたに自然な陰影をもたらす王道のアイカラー。まぶたに溶け込むように繊細な輝きを放つ目もとは、見る人をはっとさせる力があります。
【1】ブラウンのアイシャドウをアイホールにのばす
塗る範囲はアイホール全体(点線内)。まず目の際を中心に横方向に塗り広げ(矢印)、次に点線部の境を縦方向にぼかすときれいなグラデーションになります。
蒸気を当てたようなみずみずしさを感じる赤みブラウン。深みのある色に光が溶け込んだかのような絶妙な質感で、透けるように軽やかに発色。アイグロウ ジェム BR301 2700円/コスメデコルテ
【2】落ちにくい茶のアイライナーでまつ毛の隙間を埋める
これは目力を強める“隠し”アイライン。まつ毛の隙間にペンシルを当てて小刻みに動かします。描き終えたら、ペンシル付属のチップでぼかして(写真右)。
柔らかくなめらかな描き味で落ちにくい。ディオールショウ 24Hスティロ ウォータープルーフ 771 3000円/パルファン・クリスチャン・ディオール
【3】茶のラインに重ねるようにカラーのラインを引く
ニュアンス色が見えるよう少し幅広く描く。ただし目頭寄りは細く、目尻はより太めに描き足します(写真右)。目尻の跳ね上げは自然に。
深みのあるボルドー色のリキッドアイライナー。コシのあるフェルトタイプの筆先で、太さも濃淡も自在に描ける。インディストラクティブルアイライナー 05 3500円/スリー
【4】ロングタイプのマスカラをまつ毛の根元から丁寧に塗る
マスカラは黒のロングタイプを使います。まつ毛の根元にしっかりとつけることで、目力が強まります。ブラシをすっと滑らせて、毛先は軽く繊細に仕上げます。
3Dプリンターから作られる革新的なブラシが根元からカールアップしながら理想的な長さとボリュームに。ルヴォリューム ストレッチ 10 4500円/シャネル
輪ゴムで目をパッチリさせるプロの技
耳に輪ゴムをかけるだけ。耳たぶが少し持ち上がり、耳まわりの筋肉の緊張がゆるむことでリンパが流れやすくなるそう。
わずか10分程度で目がパッチリとして頰も引き締まるという驚きのテクニック。黒田さんも女優さんの撮影時に実践しています。