〔アイブロウ〕
目力をサポートしつつ、若返り効果も高い
ブラウス12万5000円/ステファノ(チェルキ) ピアス6万8000円/アンジェリーナ表参道凜として美しい眼差し。軽やかさの中にいきいきとした生命感が宿るアイメイク
眉頭は濃いときつい顔になるので薄く、眉の中央部から眉尻は、濃くなる実際の毛流れに近いグラデーションを意識します。複数のアイテムを使い、立体的な眉に仕上げると若々しさが演出できます。
【1】アイブロウペンシルで眉頭以外の毛流れを丁寧に描く
眉頭は描かず、毛が多くなる黒目の上から描き始めるのがコツ。ペンシルの後、ブラシで毛流れを整え、眉頭はブラシに残ったパウダーで軽くなぞります(写真右)。
オーバル型の芯で、幅のある眉中央も、繊細に描きたい眉尻も簡単に描きやすい設計。密着してにじみにくい仕上がり。色はグレーを使用。ソリッドアイブロウ ペンシル 04 4000円/スック
【2】ピンクみのあるアイブロウパウダーを眉全体にふわっと重ねる
ペンシルの上にピンクブラウンのパウダー(パレット中央)を重ねることで深みのある仕上がりに。眉全体はブラシを寝かせ、眉頭は立てて描きます(写真右)。
肌から浮かないピンクがかったブラウンをメインに、濃淡を調節しやすい3色のアイブロウパレット。微粒子でふんわりなじむ。インディケイト アイブロウパウダー 02 3500円/セルヴォーク
【4】眉の印象を強める重要ポイント。リキッドペンで眉下の輪郭を描く
眉頭ははずし、黒目の上から眉山までのラインを描き足す。加えて眉尻をきちんと描くことで(写真右)顔の側面が引き締まり、立体的な小顔に。
透ける発色と軽いタッチで繊細な線が描ける。汗で落ちにくい点も心強い。フェザーライト ブロー エンハンサー 05 3500円/エスティ ローダー
マスク必須時代の口もとにはリップライナーが活躍
リップクリームを塗ってティッシュで軽く押さえてから、リップペンシルで輪郭をとり、そのまま全体を塗ります。これでマスクをつけても落ちにくく、はずしてもきれいな口もとに。
目力を引き立て、素の唇になじむベージュピンク。唇をなめらかに整え、リップカラーのにじみを防ぐプライマー(下地)つき。SHISEIDO リップライナーインクデュオ 01 2600円/SHISEIDO 表示価格はすべて税抜きです。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物)、本誌・西山 航(静物) スタイリング/松田綾子〈オフィス・ドゥーエ〉 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 モデル/松田珠希、麻奈未、本田愛子 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。