今こそ“軽やかな”目力を 最終回(全4回) 以前にも増して、目もとの大切さがクローズアップされる時代です。人に与える印象を決定づける、新しいライフスタイルにふさわしい目力とはどのようなものでしょうか。明日から実践したい成熟世代のためのアイメイク術と、目もとの肌悩みをケアするお手入れ法をプロのかたがたに教わりました。
前回の記事はこちら>> 【セルフケア実践編】
擦らず安心、ツールも不要。“整筋”メソッドでまぶたのたるみを引き上げる
教えてくれたのは...
アンチエイジングデザイナー・Amazing beauty.代表
村木宏衣さん25年以上のエステティシャン経験をもとに、小顔やボディメイキングの独自メソッドを確立。新著『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)が好評を得る。整筋のターゲットになる筋肉はこれ!
【1.前頭筋】額の筋肉で、ここで目を開くくせのある人は弾力が失われシワになりやすい。
【2.皺眉(しゅうび)筋】眉頭の内側から眉中央にかけてある筋肉で、眉間を寄せる動きに使われる。
【3.眼輪筋】眼球の周りをぐるりと取り囲むようにある筋肉で、まぶたの開閉に使われる。
酷使されがちな目まわりの筋肉のハリを取り戻し、表情まで明るく輝かせる
「新しい生活様式においては、世代問わずパソコンを使う時間が増え、目の疲れを訴える人が急増しています」とアンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんは話します。
目まわりの筋肉のこりは、いきいきとした表情を奪うと同時に血流やリンパの滞りの原因になり、シワやたるみなどのエイジングを加速させていくことに。
「ご紹介する“村木式整筋”は、指やこぶしを使って圧をかけ筋肉の深層部を動かします。デリケートな目もとの皮膚を擦ることなく、瞬時に効果が感じられるメソッドです。目もとの筋肉は酷使しがちなので、できれば毎日実践を。やればやるだけ状態が変わってきますので、気になる箇所一つからでもぜひ始めてください」。