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野口五郎さん、デビュー50周年記念シングルをリリース。新たに「テイクアウトライブ」も考案

2020.08.24

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〔今月の音楽〕

世界に二つとない50周年記念の歌


野口さん
野口五郎(のぐち ごろう)
1956年、岐阜県出身。71年に歌手デビュー。「私鉄沿線」などが大ヒット曲となる一方で、バラエティ番組などでも活躍。最新シングル『光の道』を今年2020年5月6日(GOROの日)に発売。

「世界に二つとないものになっていると思います」と野口五郎さん。小渕健太郎さん(コブクロ)作詞・作曲によるデビュー50周年記念シングル『光の道』を5月にリリースした。


夢を追って走り続けてきた野口さんの思いが凝縮された美しい曲で、モチーフはジャケットにも使われている1枚の写真。故郷・岐阜県の美濃駅のホームで野口さんの父が撮影したもので、これから上京する13歳の野口さんと母、それを見送りに来た祖母が写っている。

レコーディングには野口さんの長女がピアノで参加しているため、なんと親子4代のコラボレーションが実現したことになる。

ちなみにミュージックビデオは、今は廃駅となったそのホームで撮影された。それをQRコードを読み取ることで視聴できるのが、野口さんが考案し特許を持つ「テイクアウトライブ」。

そこに、体にいいとされる深層振動DMVも入れたというから、さすがは10代で自宅に録音スタジオを作ってしまった人だ。英国の科学技術雑誌にも紹介されたという。

「僕は妄想家なんですよ(笑)。音楽が好きで、どうやったらこの思いをより届けられるだろう?とずっと考え続けてきた結果として、その時代、時代で誰もやっていないようなことをやってきたのかなと思います」

最新アルバム『Goro Noguchi Debut 50thAnniversary ~since1971~』にもこだわりが詰まっている。

「私鉄沿線」「甘い生活」といったヒット曲を再アレンジして自身で演奏し、変わらぬ甘やかな声で歌い直しているのだ。しかも昔と同じキーで一発録音で。

「途中で止めて編集でつなぐこともできますが、それはしたくない。いくらでも加工できる時代だからこそ、感情や思いを大切に歌いたいと思っています。それを直接、最大限に伝えられるのがコンサート。また皆さんと会える日のために、あらゆる道を探っている毎日です。あと50年歌いたいですね(笑)」

デビュー50周年記念シングル 『光の道』

『光の道』

テイクアウトライブのカードはAmazonで購入可能(2300円)。またiTunesほかwebでも有料配信中。
【野口五郎 光の道 テイクアウトライブ】
Amazonサイトはこちら>>
iTunesはこちら>>

アルバム『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』はCD通常版(IOCD-20383、3236円+税)など5形態で発売中。詳細は野口五郎公式サイトまで。
公式サイトはこちら>>
表示価格は+税と記載のもの以外はすべて税込みです。
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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