16世紀から世界中で最も素晴らしいワインとして認められてきた「シャトー・マルゴー」のグラン・ヴァンに、ブランド史上初となる特別なボトルが誕生しました。
2015年に込められた意味は
3つ。一つめは、
2015年までの約27年間、総支配人として務められたポンタリエ氏が手がけた最後のヴィンテージであること。二つめは、
過去に偉大と呼ばれてきたヴィンテージに匹敵する、気候条件に恵まれたワインが生まれたこと。そして三つめは、
シャトーの建築200周年と、フォスター卿によって新しく増築・設立されたワイン醸造所の創業の年であること。優雅なシルクスクリーンのプリントが施されたボトルはコレクター垂涎の一本です。
左/© Nigel Young_Foster + Partners 右/© Saison d'Or Mathieu Anglada
左/© Saison d'Or Mathieu Anglada 右/© Saison d'Or Mathieu Anglada
新たな醸造所の設計を担当したのは世界的建築家の一人であるノーマン・フォスター卿。1815年に建設され、1946年には歴史的建造物に登録されたネオ・バラディアン様式のシャトーに現代的なデザインコンセプトを融合させ、ワインを貯蔵する地下のヴィノテーク、ワイン醸造の最新技術を取り入れた研究開発センターなどが誕生しました。
© G. De Beauchene
16世紀より世界で最も素晴らしいワインとして認められてきた「シャトー・マルゴー」のグラン・ヴァンは、独特のテロワールと時代を経て培われた技により、その品質を確立しています。洗練、上品さ、複雑さ、濃さ、強さ、余韻の長さ、そして新鮮さ――。稀にしか存在しないさまざまな特徴のコンビネーションは、歳月を重ねることで複雑なアロマや存在感のある味わいへと熟成していきます。