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「食べ順」と「セカンドミール効果」で、やせ体質に!朝食には食物繊維をしっかりと

2020.09.29

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365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの一覧

【お悩み】太らない食事方法はありますか?


ダイエット中なのですが、食べることが大好きなので我慢はしたくありません。太らない食事方法はありますか?

【回答】食べる順序を変えるだけで太りにくくなりますよ


アンチエイジングドクター日比野佐和子先生の著書『40歳からの食べ方レッスン習慣力で若返る!』によると、同じメニューの食事でも、食べる順序を変えるだけで血糖値の急激な上昇を防ぎ、太りにくくすることができるのだといいます。


野菜やきのこなどの低GI値食品から食べる

「定食なら、いきなりごはんやパンから食べはじめるのではなく、サラダやあえ物、おひたし、スープなどから先に食べはじめましょう。

野菜やきのこ、豆類、海藻などの低GI値食品からはじめ、それから肉や魚料理に箸を進め、ごはんなど高GI値食品の炭水化物は最後に食べるようにするのです。

この順で食事をすれば、血糖値の上昇がゆるやかになり、糖質の代謝がよくなって、体に余分な糖質が残らなくなります。

また、野菜やきのこ類、豆類、海藻などは、食物繊維が豊富ですから、最初に食べておくと満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐことにもなります」(日比野先生)

“セカンドミール効果”を使いこなす

「さらに、たとえば、その日の最初の食事=ファーストミール(朝食)に、食物繊維(とくに水溶性食物繊維)の豊富な低GI値食品をとると、次の食事=セカンドミール(昼食)のあとまで血糖値が上がりにくくなります。

これを「セカンドミール効果」と呼んでいます。

低GI値食品は、糖の吸収がゆるやかなため、満腹感が長もちし、おなかもすきにくくなるので、間食をへらす効果も期待できます。ただし、食事と食事の間を30分以上あけることがコツです」(日比野先生)

水溶性食物繊維の豊富な低GI値食品には、豆類や根菜類、芋類、海藻類、果物などが挙げられます。食べ順とセカンドミール効果で、やせ体質を手に入れましょう!

日比野佐和子/Sawako Hibino

医学博士。アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。内科医、皮膚科医、眼科医。大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。

現代医療の立場を踏まえ、欧米のアンチエイジング医学、中医学、アロマセラピーなどを取り入れた実際的な診療で定評がある「結果を出すドクター」。








『40歳からの食べ方レッスン 習慣力で若返る!』(世界文化社)

日比野佐和子(著)

イラスト/umao 編集協力/山岸美夕紀
質問・お悩みを募集中!・・・連載「365日美と健康のお悩み相談室」では、読者の皆さんからのお悩みや質問を募集しています。こちらのフォームからお気軽にお寄せください。
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