専門店に聞きました!いまおすすめしたいコーディネート「洗練の染めと技の織り」第4回(全5回) 『きものSalon』本誌が頼りにする専門店に聞く、装い提案企画。今回のテーマは「洗練の染めと技の織り」です。やわらかものが得意の専門店もあれば、織りに造詣が深い専門店も。いま欲しいきものはどの店に?
前回の記事はこちら>> 美しさに笑みがこぼれる自分だけの逸品を
「豊中・織元」
〔ここがポイント〕
これを着ると私が輝くとっておきを見つけて「きものは着る人の魅力を引き出して、いつもとは違う輝きを与えてくれます。好きな動物やお稽古している楽器など、自分が好きなものをどこかに取り入れて、おとなの可愛らしさを演出するのも、きものならではの楽しみですね。自分だけの一枚が欲しいという方は、別注やお誂えなどに挑戦してみるのもおすすめです。」(店主 西宗恒治さん)
「豊中・織元」の提案「お客様の篤実な衣装係でありたい」と、静かな住宅街の豊中の地に創業して52年。着る方が一番美しく輝くきものを探して全国の作り手や産地を訪ねるうち、豊中・織元(おりもと)でしか手に入らないものがあると評判になりました。着ていくシーンに合わせて草履やバッグ、天候の対策など、トータルで親身になってくれる、コンシェルジュ的な存在です。
きもの談議に時間を忘れてしまうというきもの愛あふれる店主が提案するのは、まさに新感覚の美人きもの。正統派な染めのきものと、作家の技が生きた織りのきものを、幅広いシーンで活躍する着回しのきく取り合わせに仕立てています。
Information
豊中・織元
大阪府豊中市本町4-1-8
- Instagram:@orimoto.toyonaka
専門店に聞きました!いまおすすめしたいコーディネート「洗練の染めと技の織り」
撮影/岡田ナツ子(Studio Mug)、西山 航(本誌) 着付け/高橋惠子 構成・文/古谷尚子(本誌)
『きものSalon』2020年秋冬号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。