365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】目もとケアは必要ですか?
愛用している美容液を目もとにも使っています。アイクリームなどの目もと専用の化粧品を使ったほうがよいのでしょうか?
【回答】必ずしも専用品でないとダメというわけではありません
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
ご存じのとおり、目もとの皮膚はデリケートでダメージを蓄積しがち。くすみや小ジワなどが、現れやすいエリアです。
乾燥気味なら、乳液やクリームなどを多めになじませてもいい「今はマスクをつけていて目もとに視線が集中するので、いろいろ気になりますよね。
でも乾燥気味なら、愛用の乳液やクリームなどをちょっと多めになじませてもいいし、必ずしも専用品じゃないとダメというわけではありません」と自由が丘クリニック皮膚科専門医の松浦佳奈先生はおっしゃいます。
刺激のあるアイテムは避けるべき時折“目もとのまわりを避けて”とのただし書きのついた化粧品もありますが、多くの場合は、過敏な目もとの皮膚に考慮し、万が一のトラブルに備えたもの。
クリームなどの油分は目に入るとしみるので注意が必要ですし、スクラブやピーリング剤など刺激のあるアイテムは避けるべきですが、基本的に一般の化粧品を使っても差し支えないでしょう。
アイクリームに切り替えたら、まぶたが驚くほどすっきりだからといって、目もと用アイテムが無意味というわけではありません。
私も顔用美容液を使い回すのをやめてアイクリームに切り替えたら、まぶたが驚くほどすっきり引き締まり、以来、目もと用アイテムを愛用してます。
皮膚が薄いぶん効果が現れやすい松浦先生も「皮膚が薄いぶん、浸透も高く、効果が現れやすいのでしょうね。
小ジワ改善が期待できるレチノール入りや低刺激性の美白クリームなど、目もとならではの悩みに応える製品もあるので、気になる方は取り入れるといいと思います」
Information
自由が丘クリニック
東京都目黒区八雲3-12-10パークヴィラ2F・3F・4F
近藤須雅子/Sugako Kondo
美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。
イラスト/umao
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