美容家 君島十和子さんに習う
手もとのアンチエイジング術
君島十和子さん
スキンケアブランド「FTC」クリエイティブディレクター。美容への深い知識を生かし、美容家としても活躍。年齢を重ねてもなお輝き続けるその姿に憧れる女性も多い。
セーター7万7000円/イレブンティ(三喜商事)ピアス15万円/ラクア(チェルキ)まず乾燥させない、荒れさせない。
こまめなケアは一日のルーティーンに組み込む
毎日の生活の中で酷使している手もとは、年齢が表れやすいパーツ。しかし、ハンドケアはつい後回しになってしまう、という人も多いのではないでしょうか。
「顔や髪はプロに委ねることができますが、手は自分でケアするしかありません。基本は紫外線対策と保湿。手のお手入れは、毎日のこまめなケアを習慣化することで、必ず結果につながります」と君島十和子さん。
「面倒にならないよう、洗面台などいろいろなところにUVカット効果のあるハンドクリームを置き、“手を洗ったら保湿”を習慣に。スキンケアの際は、デコルテに続いて、手肌も一緒にケア。化粧水や美容液など、余ったものだけでもいいので、手の甲や爪のまわり、ひじまでなじませるようにします」。
「手を洗うことが増えた今だからこそ、
手もとの美しさを取り戻すよい機会にしましょう」
ワンピース8万9000円/セタイチロー(シィディア) ピアス1万2700円 リング9900円/ともにスワロフスキー・ジュエリー(スワロフスキー・ジャパン)また、水につけているだけで手が荒れてしまうというデリケートな肌を持つ十和子さん。「家事をするときは必ずゴム手袋をつけ、乾燥や傷から手を守ります。濡れたらすぐに水分を拭き取ることも、乾燥させないコツです」と話します。
「手もとは結果が出やすいパーツです。手を洗う機会とともに、自分と向き合う時間が増えた今こそケアを始めると、美しく甦り、気分も上がりますよ」。