広東料理の名店が作る伝統的月餅
「聘珍樓(へいちんろう)」で毎年人気の月餅(げっぺい)。「中秋節」という言葉をご存じですか? 中国における風習のひとつで、旧暦8月15日にあたる日に、月にお供えをして家族で楽しむ習慣です。
中秋節の日、中国では「月餅(げっぺい)」を味わうのが一般的。土地によってさまざまな月餅が作られていますが、特に広東の月餅がおいしいことで知られています。今回ご紹介する広東料理の名店「聘珍樓(へいちんろう)」が作る月餅は、広東の伝統的な製法を踏襲しており、本場の味をご自宅で味わえます。
「特大蛋黄豆沙月餅(塩漬卵黄入 黒あん月餅)」1個 830円。中秋限定の月餅にはもう1種類あり、「特大蛋黄蓮蓉月餅(塩漬卵黄入 蓮の実あん月餅)」1個 970円。この月餅には聘珍樓のこだわりがたくさん詰まっていますが、まずなんといっても違うのが、皮。初めに、ざらめだけを1日かけてじっくりと煮つめて糖蜜を作ります。その後1週間ねかせてから、小麦粉や蜂蜜、白絞油(しらしめゆ)と合わせてこねることで皮が完成。手間ひまはかかりますが、この製法をとることで存在感のある風味ながら、中身の餡(あん)を際立たせる上品な味わいになるそうです。
この時期限定の「中秋月餅」の餡は2種類。1つは、北海道産小豆の味がしっかりと感じられるこし餡。餡の中には、あひるの卵の黄身の塩漬けが丸ごと1個入っています。もう1つは、広東の伝統に根差した蓮の実餡。しっとりなめらかな食感が、蓮の実餡ならではのおいしさです。こちらも、月に見立てた塩漬けの卵黄入りです。
手のひらサイズの月餅はボリュームたっぷり。1個を数人で切り分けて食べるのがちょうどよいでしょう。
特製ギフトボックスと紙袋。中国では中秋節に際して、お世話になった方や大切な人に月餅を贈る習慣があります。聘珍樓では、「香港聘珍樓」で愛され続けているデザインを使用したギフトボックスを用意。月餅と凍頂烏龍茶を組み合わせることも可能です。ご家庭で楽しむのはもちろん、お目にかかれない方への秋のお見舞いにも喜ばれそうです。
聘珍樓
ご紹介した中秋月餅の販売は2020年11月30日(月)まで。
聘珍樓全店、聘珍茶寮全店、百貨店内聘珍樓全店、聘珍樓公式サイトで購入可。
2020年10月6日(火)まで、伊勢丹新宿地下1階「フードステージ」でも購入可。
聘珍樓公式サイト
https://www.heichin.com/ 表示価格はすべて税別です。