自宅で楽しむセルフ美容 ハンド&ネイルケアで美しい手もとに 第5回(全6回) 手もとは顔同様に視線を集め、美しい印象や若々しさを醸し出すパーツ。しかし今は思うようにネイルサロンには通えず、また頻繁な手洗いや消毒で、手もとの美しさを保つことが難しくなっています。そこで今月は、ご自身を慈しみながら自宅で簡単に実践できるハンド&ネイルケアをご紹介いたします。
前回の記事はこちら>> 今、成熟世代が選ぶべき3つのカラー
2.フェミニンなピンク
洗練のベージュネイルには、日本人に似合うグレーニュアンスを取り入れてシアー感のあるピンクで指先に血色感をまとい、優しさを際立たせて透ける発色のピンクで指先に生命力を与えると、まるで美しい自爪のよう。優しい存在感と清潔感をまとった手もとは、その人自身をたおやかな印象に、また仕草までも女性らしく見せてくれます。
リング120万円/和光 トップス/スタイリスト私物透けるような艶で指先に生命力を与える
ポピュラーな色ながら、くすみが気になる肌には色選びが難しいピンク。成熟世代の女性がピンクをつけるときには、自爪が透けて見えるくらい透明感のあるものを選択するのがおすすめです。
煌めきのグラデーションで品ある華やかさを指先に添えて単色のピンクに華を添えたいときは、繊細なラメを重ねるアレンジなら失敗知らず。「爪の先端から中央へフェードアウトするように優しくラメを重ねます。細やかな輝きが立体感をもたらし、塗りむらも目立ちにくくなります」。色というより、血色感をまとうイメージでカラーを選べば、清潔感のある若々しい指先に。黄みの強い肌色のかたは、少しイエローを含んだピンクを。青みのあるピンクは色白のかたによく似合います。
〔特集〕自宅で楽しむセルフ美容 ハンド&ネイルケアで美しい手もとに(全6回)
表示価格はすべて税別です。
撮影/江原英二〈atelier24b〉(人物) 唐澤光也〈レッド ポイント〉(静物) ネイル/渡邉季穂〈uka〉 スタイリング/おおさわ千春 モデル/本部なお 取材・文/寺田奈巳
『家庭画報』2020年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。