おなかを効果的に温める温湿布このほか、アロマオイルを使った温湿布もおすすめだそう。
体内の老廃物の排出を促すフェンネルと消化器系の不調を改善する働きがあるカルダモン、血液やリンパの流れを促進するレモンの精油をお湯を入れた洗面器に垂らし、そこにひたしたタオルをしぼって、おなかにあてればOKです。
この温湿布でおなかをやさしくあたためて、腸の動きを改善しましょう。
便秘に効く温湿布<レシピ>
・フェンネル…2滴
・カルダモン…1滴
・レモン…1滴
<やり方>
1.熱めのお湯を入れて、精油を1~3滴たらし、よく混ぜる。
2.タオルを縦に三つ折りにして、両端を手で持ち、タオルの中央部分をに浸して、しみこませる。
3.タオルの両端をねじって絞る。
4.タオルを折りたたんで患部に当て、タオルが人肌の温度になったら外す。
温湿布のやり方
池田明子/Akiko Ikeda
植物療法士・フィトセラピスト。西九州大学客員教授。日本フィトセラピー協会と日本ハンドケア協会代表理事を兼任。植生工学士。2006年、東京・自由が丘に設立した植物療法士とハンドケアセラピストの養成学校「
ソフィアフィトセラピーカレッジ」校長を務める。植物の力を伝える著書も多数。夫は俳優の梅沢富美男さん、2女の母。
※アロマオイルは、お子さんの使用に関しては十分注意しましょう。妊娠中や持病のある方、通院中の方は使用を控えたほうがいい精油もありますので、医師と相談して慎重に行いましょう。 イラスト/umao 撮影/西山 航(世界文化社) 監修者/今西二郎 編集協力/山岸美夕紀
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