目尻の小ジワを解消する、「目アイロン」エクササイズで眼輪筋にアプローチ

【お悩み】最近増えてきた目じりのシワを消したい

最近、目じりの小ジワが気になります。このシワを消して若返りたいので、良いエクササイズを教えてください。

【回答】目尻のシワにアイロンをかけるエクササイズを

おきゃんママさんの著書『たるみが消える! 顔ダンス』によると、顔を老けて見せるのは、シワではないと言います。


「遠くから“あ、オバサン！”と認識されるのは、細かいシワなどではなく、たるみで顔のあちらこちらに影ができているのが原因なのです。たとえシワをひとつ消したところで、顔全体がたるんでいたら、パッと見、それほどの若返り効果は望めないでしょう。

ただし、シワにも色々あり、笑ったときに顔に浮き出るシワは、悪い印象を与えない“福相”を作るもの。逆に、絶対に作ってはならないのは、ズバリ、眉間のシワ。何かをたくらんでいたり、憎しみの感情を抱いていたりするときに現れる悪相で、苦しみにゆがんだときにも生じます。とくに女性は絶対にこの“怒りジワ”を定着させないようにしたいものですね」（おきゃんママさん）

目尻に寄る細かいちりめんジワを伸ばす

とはいえ、やはり目尻のシワが気になる、消したい、と思う人は多いでしょう。そこで、今回は目尻のシワを解消する「目アイロン」を教えてもらいました。

鼻のつけ根をつまみながら、目尻のシワを上に引き上げ、まばたきすることで、笑うと目尻に寄る細かいちりめんジワを伸ばし、定着するのを防ぎます。

目尻のシワにアイロンをかけて伸ばすようなイメージで行いましょう。皮膚を引っ張りすぎないように注意。下まぶたから目尻をピンと伸ばすことで目袋の予防にも役立ちます。

このエクササイズでは、眼輪筋にアプローチします。

「顔を土台からがっしり引き上げていくのは、骨の上にあり、また皮膚を支えている表情筋を強化する以外に方法はありません。肌のうるおいとハリを保つカギである真皮のコラーゲンなどが、若いころのようにしっかりと整っていればたるみは発生しませんが、これらを生み出す線維芽細胞自体、20代後半から増殖能力は低下していきます。また、皮下組織の脂肪の質も変化していきます。

こうした弾力不足に対抗し、皮膚を引き上げていくには、表情筋を強化することがとても有効なのです」（おきゃんママさん）

目じりのシワが気になる方は、ぜひこの「目アイロン」を試してみてください。

また、書籍『たるみが消える! 顔ダンス』では、顔のあらゆるたるみを解消するエクササイズを紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてくださいね。

「目アイロン」を実践！