時代を超えて愛される「しあわせプリン」第7回(全11回) 幼い頃に食べた“懐かしのおやつ”が今、再び注目を集めています。今回は、愛され続ける老舗のプリンアラモードや、日本全国のお取り寄せプリンを厳選してお届けします。見た目や味のバリエーションもさまざまですが、共通するのは一口食べるとほっと笑顔になれること。懐かしくて新しい、プリンの世界をお楽しみください。
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自家製のプリンとアイスクリームにフルーツをバランスよく盛り合わせた「フルーツパフェ」。イノダコーヒ本店
タイムスリップしたかのような洋風のレトロ空間が広がる1940年(昭和15年)創業の老舗喫茶。かつて東京にあったドイツ菓子店「ケテル」のレシピを受け継いだ、ちょっと固めのプリンは発売早々にハイカラ好きを虜にしたそう。
京都でもてはやされた、ハイカラスイーツプリンパフェは、卵のこくとカラメルの香ばしさを引き立てるレモン風味のアイスクリームと合わせ、フレッシュと蜜煮のフルーツをトッピング。甘みと酸味のコンビネーションで変わらぬおいしさを守っています。
イノダの刻印がある銀器に盛った昔ながらのプリンは、持ち帰りも可能。イノダコーヒ本店京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
TEL:075(221)0507
営業時間:7時~18時(喫茶は17時30分LO) 無休
プリンパフェ940円、プリン420円(ともに税込み)
〔特集〕時代を超えて愛される「しあわせプリン」(全11回)
税込み表記のない価格はすべて消費税別の本体価格です。
撮影/大道雪代 取材・文/西村晶子
『家庭画報』2020年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。