世代を超えて美を受け継ぐ「母と娘のきもの」
母や祖母が着ていたきものに袖を通すと、懐かしさや愛しさが甦ると同時に、自分にも驚くほどそのきものが似合うという経験をされたかたは多いはず。大切に受け継いだきものを生かし、次の世代へ──。思いを込めて装う、母娘の姿を4組ご紹介します。
きもの4代、茶の心とともに
榊 せい子さん(茶道裏千家正教授)
中井ひと子さん(主婦)「袖を通すもののほとんどが、母が残したきものなのです」というせい子さん。莫山夫人として活躍し、茶道の師でもあった美代子さんのきものや帯は、どれも古さを感じない洗練されたものばかりです。
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内田也哉子さん(文筆家)
伽羅さん(大学生)「私にとって、母は柱のような人でした。母性はもちろん、父性を感じる存在でもあり。今でも何かあると、こういうときに母ならどうするだろうと考えることがよくあります」。こう話すのは、樹木希林さんの娘、内田也哉子さん。希林さんが愛してやまなかったきものを受け継ぎ、数々のエピソードに想いを馳せながら、積極的にきものを着ているそう。
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北原邦子さん(日本化粧品(株)代表取締役)
容子さん(日本化粧品(株)取締役)いち早く欧米の美容技術を取り入れ、日本の美容界を先導してきた「北原美顔」。来る創業120周年を支える3代目院長の北原邦子さんは、大のきもの好きとしても有名です。
続きはこちら>>母娘3代、初代の志に支えられて
山野愛子ジェーンさん(学校法人山野学苑理事長)
山野愛子ミアさん(中学生)ミドルネームに「愛子」という名を持つ、山野ジェーンさんとミアさん。日本を代表する美容家・山野愛子さんの志を継ぐ母娘です。
続きはこちら>> 『家庭画報』2020年10月号掲載。
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