365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】首のシワを取る方法が知りたい
年齢が首もとに現れてきているように感じて、首のシワが気になっています。
【回答】シワが増えたというより皮膚のたるみや弾力低下が原因かも
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
松倉クリニックの松倉知之院長によると「首のシワはある程度は仕方ないんですね。というのも、皮膚がぴんと張った状態だと、首を回したりできないでしょう。動きが大きい部分なので、もともと余裕があるのです」とのこと。
冷静に考えれば、確かに、赤ちゃんだって首にシワはあります。でも、年齢とともに、本数が増え溝も深くなった気がするのですが。
皮膚のたるみや弾力低下でシワが際立ってしまう「皮膚のたるみや弾力低下でゆるんで垂れ下がったせいで、シワが際立ってしまうのは確かです。いわゆるターキーネックですね。
ですので一般的なシワの治療法、ヒアルロン酸注射やボトックスなどはあまり効果がないし、そもそも神経や血管が複雑に交差している首に、そうした施術はおすすめできません」(松倉先生)
エステ感覚で受けられるクリニック施術適しているのは、エイジングケアの定番になってきた「マッサージピール」や、ゆるみにアプローチする「ダブロ」など、肌再生を活性化する施術。いずれも1回で解決、というわけにはいきませんが、ダウンタイム(施術後の回復期間)はほとんどなく、エステ感覚で受けられます。
自宅でケアするならネック用美容液やクリームを自宅でケアするなら、引き締め効果の高いネック用美容液やクリームなどで、根気よく弾力や厚みを補うのが正攻法。
即効性を求めるときは、見えないフィルムで覆ってゆるみを引き締めるタイプや、光の反射でシワをカムフラージュしてくれるネック専用アイテムが、頼りになります。
本当にシワが瞬時に減るわけではありませんが、若々しくしなやかな首もとを印象づける効果は十分!
頼りになるネック専用アイテム
Information
松倉クリニック&メディカルスパ
東京都渋谷区神宮前4-11-6 表参道千代田ビル9階
近藤須雅子/Sugako Kondo
美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。