Tips4
レモンリーフで手作りする玄関リース
多美保さんが普段から花あしらいのアドバイスをしてもらっている
「FUGA」のフラワーデザイナー小林深雪さんに教わったという、レモンリーフのリースの作り方をご紹介します。
エントランスや部屋の出入り口に飾ることを考えて、今回は市販されている直径約28㎝のリース土台を使用しました。完成時の直径は、約33㎝になります。作り方のポイントは、葉を固定させる際にワイヤーをぐぐっと強く引っ張ってしっかり固定させること。そして、きれいな輪を描くように、葉の向きや重なりのバランスを見ながら作ること。レモンリーフも泰山木と同様、乾燥してもパラパラと散らないので、一度作れば来年以降もドライで楽しめます。
①葉の表から、半分に曲げた極細のフラワーワイヤーを突き刺すように通す。
② 葉柄にフラワーワイヤーを2~3回巻きつける。このパーツを土台のサイズや好みの密度に合わせて必要な枚数作る。今回は300枚くらい使用した。
③ ②のパーツを2枚重ねた上に、向きを変えてもう1枚のせる。
④ ③をワイヤーでリースの土台に強く巻きつけて固定させる。土台全体が覆われるまで、これを繰り返す。最後は、裏側でワイヤーを輪にしておくと、掛けて飾りやすい。
横瀬多美保/Tamiho Yokose
インテリアスタイリスト
東京都生まれ。テーブルコーディネーター、インテリアスタイリスト。テーブルコーディネーターの故クニエダヤスエ氏に師事。女性誌や料理本、百貨店のディスプレイなどのスタイリングに携わる。新旧、和洋を自在に織り交ぜた、モダンでエレガントなコーディネートに定評がある。『家庭画報』とのおつきあいは30年近く。流行や時代の変化をしなやかに受け止めながら、幸福感漂う美しい暮らしを提案し続けている。
『テーブルコーディネートから始まる 美しい暮らしのインテリア365日』 2019年10月2日発売!
『家庭画報』をはじめとする女性誌で活躍する、インテリアスタイリスト・横瀬多美保さん。ご自身の1LDKでの暮らしを1年間にわたり追った『家庭画報.com』の人気連載が、ついに一冊の本になりました。コーディネートの組み立て方、“自分らしい”空間の作り方も初公開! 今すぐ活用できる暮らしのtipsが満載です。