久住さんによる、トリュフオイルを楽しむためのおもてなしのテーブル。右から時計回りに、塩麴でマリネしたチキンのソテー、栗の渋皮煮、ぶどう、海老いものクリームとすっぽんのジュレ、ひよこ豆やアーティチョーク、マッシュルーム、シェーブルチーズ、ベビーケールのサラダ。
ビジネスでプライベートで、日頃から国内外を訪ねる機会の多い久住ゆきさん。その土地ならではのとっておきの美味を探して、親しいかたに贈ることが何よりの楽しみだといいます。「こんなふうに召し上がっていただけたら……と、食べ方のアイディアも添えてお渡しするよう心がけています」。
パリで出合ったのがきっかけで愛用しているトリュフオイルも、久住さんが親しいかたへの贈り物に選ぶアイテムの一つ。「スプレータイプはワンプッシュで香りがつくので、おもてなしのテーブルに置いておけばみんなが使いやすいので重宝しています。トリュフが森のものだからでしょうか、きのこや栗、おいもやチーズなど森や大地の食材によく合います」。
香水瓶を彷彿させるボトルのビジュアルにも気分が高まる。パリきってのトリュフ専門店は東京ミッドタウンにも店舗を構える。エクストラヴァージンオリーブオイルトリュフフレーバー 3800円/
アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ 久住ゆき(くすみ・ゆき)さん
懐石料理やフラワーコーディネートの教室を主宰するお母さまの影響で、幼少時代から料理やインテリアに興味を持ち、各地で学ぶ。現在はショップやレストランのコンサルティング、商品開発、食や文化の交流の場としてのサロンを主宰するなど活動は多岐にわたる。ご主人は国内外で活躍する左官職人の久住有生さん。
表示価格はすべて税抜きです。
撮影=大山裕平
「家庭画報」2018年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。