射場典子さんからのメッセージ
「体のことを後回しにしがちな環境にいるからこそ、自分の健康を大切にしましょう」
1.日頃から心身のケアを心がける
家事や仕事、家族の世話に追われる女性は体のメンテンスが後回しになりがち。定期的に検診を受け、バランスのよい食事、十分な休息と睡眠、適度な運動、ストレス発散を心がけましょう。
2.体の声をよく聞こう
健康が損われはじめると、体は〝不調〞という名のアラームを鳴らし、さまざまな気づきを与えてくれます。忙しさに流されず、体の声をよく聞きましょう。
3.「何か変」と思ったときは放置しない
体が発する不調は病気のサインであることが多いので放置せずに医療機関を受診しましょう。原因がよくわからない場合は「総合診療科」にかかるのも一つの方法です。
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(次回に続く)
「死が現実味を増してきたときも決して恐れることがなかったのは私に信仰があったからです。死はすべての終わりではないのです」
取材・文/渡辺千鶴 撮影/八田政玄 ギャラリー写真提供/射場典子さん 医学の記事は毎週金曜更新です。
「家庭画報」2018年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。