京都&パリ ひみつの美味案内 世界の食都、京都&パリ。地元のグルメな方々に、現地に暮らすからこそ知っているおすすめの美味をこっそり教えていただきます。
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紅葉とともに楽しむ京都グルメ
(取材・文/西村晶子)
11月に入り、いよいよ紅葉シーズン。そろそろ京都へ……と思っている方も多いことでしょう。人の賑わいが戻ってきている今、ゆっくり紅葉を楽しみ、時間を過ごしたい方へのおすすめが、ホテルのアフタヌーンティーです。今回は庭園を囲むようにあるホテル「フォーシーズンズホテル京都」の秋限定のアフタヌーンティーをご紹介します。
深まる秋をイメージした
「ニコライ・バーグマン アフタヌーンティー」
「ニコライ・バーグマン アフタヌーンティー」は平日5300円、土・日・祝日5900円。スイーツ5種、セイボリー4種、スコーン2種、ドリンク、ウェルカムドリンク付き。2020年11月30日(月)まで。要予約。2016年10月にオープンした、京都・東山に位置する「フォーシーズンズホテル京都」は、四季折々の自然が楽しめるラグジュアリーホテル。竹林のアプローチを経て中に入ると目の前には800年の歴史を紡ぐ庭園「積翠園」の美しい景色が広がります。
季節ごとに内容が変わる人気のアフタヌーンティーは、現在お休みしている「ザ・ラウンジ&バー」に代わってレストラン「ブラッスリー」で楽しめます。
四季折々の景色が楽しめるレストラン「ブラッスリー」。2020年11月30日までは、世界各地で活躍するフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンとコラボレートした「ニコライ・バーグマン アフタヌーンティー」を提供しています。深まる秋をイメージした、シックで大人っぽいカラーをテーマに表現されたニコライ考案の5種類のスイーツのほか、セイボリー4種類、スコーン2種類、ドリンクがつく贅沢なセットで、独特の華やかな世界観が堪能できます。
ニコライの世界観を
和洋融合のスイーツで堪能
右・フラワーボックスをイメージした「エディブルフラワーキューブ」。左・苔玉をイメージした「抹茶と柚子のムース」。スイーツは、ニコライ・バーグマンによって考案され、今年20周年を迎えるブランドのシグネチャーアイテム「フラワーボックス」や、ホテル内の日本庭園「積翠園」の苔をイメージした苔玉など、和と洋が融合したユニークなスイーツが5種類。セイボリーは秋の味覚を取り入れた「オマールジュレと蕪ムース」、「イチジクのバターサンド」や「季節のきのこと栗のキッシュ」に「メンチカツバーガー」の4種類、と充実の内容です。
スコーンはニコライの故郷であるデンマーク着想を得た、ザクッとした食感の北欧風で、今回のアフタヌーンティー限定のスコーン。ドリンクは22種類の紅茶、コーヒー、エスプレッソのほか、ホテルの人気メニュー、ホットチョコレート2種類など、28種類のメニューを好きなだけ楽しめます。
歴史ある「積翠園」の池庭を臨むエレガントで落ち着きのある空間の中、アーティスティックな世界に浸る秋にぴったりのアフタヌーンティー。特別な時間を静かにゆっくり過ごせ、12月からはクリスマスメニューになります。
フォーシーズンズホテル京都
レストラン「ブラッスリー」京都府京都市東山区妙法院前側町445−3フォーシーズンズホテル京都1階
電話 075−541–8288(代表・アフタヌーンティーの予約・お問い合わせ)
http://www.fourseasons.com/jp/kyoto/※価格は税、サービス料別。
※メニューは変更する場合あり。
※アフタヌーンティーは12時~と15時~の2部制。
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関西を拠点に、京都の食や文化、人、旅を幅広く取材、編集。長年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。最近の書籍の仕事に『
旨し、うるわし、京都ぐらし』(大原千鶴著)がある。
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