改めて感じた喜びと、発見できた新たな可能性
「プリプロ(※プリプロダクション。仮録音)があって、スタジオに入って音色を探してフィーリングを確かめ合って……。そういうレコーディングに向かっていく過程がまったくない状態でした。でも、どういうふうにすればより伝えられるんだろうかと考えることは、すごく勉強になりましたし、直接会わなくても曲は作れるんだっていうことがわかって。例えば、今後ご一緒したい方が違う都市だったり、違う国だったりにいらしても、できるんだっていう。そんな広がりに希望が持てました」
新たな可能性が発見できた一方、亀田さんには録音スタジオで会え、「会えた!って、ちょっと半泣き(笑)」になったという小西さん。また、「後藤さんがソロ活動のときにご一緒されているバンドの方々と私も一緒にやらせていただくっていうことで、スタジオで皆さんが鳴らす音を聞いたときに、一人で盛り上がっちゃいました」。そんな経験を経て、「離れていてもできるんだっていう一つの希望を見いだせたことプラス、やっぱり集まれるって素敵だなということも感じた制作過程でした」。