紅茶とともに楽しむ、お花畑をイメージした村瀬さん特製「春のチーズプラトー」。カマンベール、ミモザの花に見立てて丸くくりぬいたミモレット、セル・シュール・シエール、コンテ、フルム・ダンベール、テット・ド・モワンヌは削り器で花びらのようにふんわりと削って。リコッタチーズには柚子ジャム、ブルーベリージャムを添えて。
初心者からプロまで、幅広い層にチーズの魅力を伝えることに力を注ぐ村瀬美幸さん。お呼ばれの席には、ホストの手を煩わせることなく楽しんでいただけるようチーズプラトーを手土産にすることが多いそうです。「集まるメンバーや贈る相手のイメージを思い浮かべてチーズの種類や盛りつけをコーディネートします。ナッツやドライフルーツ、はちみつなどもつけて、味にも見た目にも彩りを添えます」。
長野発のサブレ「サクレット」はチーズに添えて贈るのにぴったり。さくさくと軽い食感はあらゆるタイプのチーズに合うといいます。「特に爽やかなリコッタチーズをサブレにサンドするのがおすすめ。季節のジャムを合わせてもいいですね」。
木箱に美しく詰め合わせたチーズプラトーも必ず喜ばれる定番の贈り物。ほんのりとしたバター風味が後を引く「サクレット」に長野「サンクゼール」社のフルーツジャムがセットされた「サクレット+(プラス)」。コンパクトなパッケージは手土産にぴったり。紙箱入り1852円/米玉堂食品
村瀬美幸(むらせ・みゆき)さん
国際線客室乗務員時代より、チーズの魅力、食文化に魅せられ、ワインスクール講師、チーズ専門店店長を経て、2013年より「ザ チーズルーム アカデミー」の講師として活躍。「おいしいチーズで幸せな日々を」をモットーに、チーズのある豊かなライフスタイルを日々提案している。世界最優秀フロマジェコンクール2013優勝。ザ チーズルームアカデミー副校長。日本チーズアートフロマジェ協会理事。
表示価格はすべて税込みです。
撮影=大山裕平
「家庭画報」2016年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。