あなたはNGケアをしていませんか? エイジングヘアの正しい「洗髪」3つのQ＆A

【お悩み】健康で若々しい髪を保つためのコツは？

年々、髪が細くなり、白髪も増えてきました。健康で若々しい髪を保つため、特に洗髪時に気をつけるべきことを教えてください。

【回答】エイジングヘアに適したお手入れを

年齢と共に、髪も老化していくのは自然の摂理ですが、なるべくなら健康で若々しい髪を保ちたいですよね。


今回は、書籍『私らしいキレイが楽しい 大人ヘア』より、毎日行う「洗髪」を中心にした、“エイジング毛の悩みを解決するお手入れ法"3つをピックアップしました。

あなたはNGケアをしていませんか? ぜひ適切なヘアケアを取り入れてみてください。

Q.夜のシャンプーより朝シャンのほうがいい?
A.できれば夜のうちにシャンプーを

年齢を問わず、頭皮からは毎日皮脂が分泌されます。皮脂は長時間放置すると、酸化して「過酸化脂質」に。これが毛穴を詰まりやすくし、髪に悪影響を及ぼします。さらに加齢臭を増長させるともいわれているので、一日過ごした髪は、夜のうちにシャンプーするのがおすすめです。

Q.シャンプー剤を使わない“湯シャン"は髪に優しい?
A.スタイリング剤や不要な皮脂を落としきれないことも

シャンプー剤を使わずお湯だけで髪と頭皮を洗う「湯シャン」は髪質改善ができると評判で、取り入れている人が増えているようです。しかし、スタイリング剤や不要な皮脂を落としきれずに、頭皮環境を悪化させる人も。

実はシャンプー剤を使ったほうが、誰でも短時間で汚れを落とせるので、頭皮のために湯シャンはほどほどにしましょう。

Q.シャワー温度は熱いほうが頭皮の汚れが落ちる?
A.熱すぎると頭皮トラブルへとつながります

シャンプー時のシャワー温度は36～38度が理想といわれています。ダメージのない髪であれば42度くらいまでは影響ありません。しかし、頭皮は顔と同じ肌なので、40度以上の湯で流すと必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥によるトラブルへとつながるので要注意。

また、ストレスは抜け毛の要因になり、毛髪を黒くするメラニン色素をつくり出すメラノサイトは、ストレスに弱いと考えられているそう。白髪を増やさず健康な髪を保つためにも、ストレスをためない生活習慣を心がけてくださいね。