幸せ満ちる開運スポットへ
大洗磯前(おおあらいいそさき)神社(茨城県)
時間6時48分頃海上の岩の上に立つ鳥居「神磯の鳥居」は、お正月に初日の出が昇る方向に向いていて、荘厳で神秘的な佇まい。御祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)が降臨した大洗磯前に創建された神社の鳥居。
写真/よっちゃん必撮仕事人 ・ PIXTA新しい一年が生まれる瞬間(とき)
初日の出
水平線の向こうから、あるいは山の端から、太陽が顔を出す荘厳さは、私たちの心を打つものがあります。日本人が、生まれ出ずる太陽を自然と手を合わせて拝んでしまう習性は、新しい一日という生命が生まれる感動か、もしくは天照大神が天の岩戸に隠れたときから、日本人に刷り込まれた畏怖の裏返しかもしれません。
洋の東西を問わず、太陽は古くから崇拝や信仰の対象でしたが、わが国では、日の出を見る場所が聖地と同一視されているところが全国各地にあり、現在の神社・仏閣なども、太陽信仰、朝日信仰の聖地だったと思われる場所がいくつもあります。
日ノ本の国に今も昔も民衆に根付く
朝日信仰、太陽信仰
三浦海岸(神奈川県)
時間6時49分頃三浦海岸の初日の出。例年、多くの人が新しい一年が生まれる瞬間を目にするために訪れる屈指のスポット。写真/ジュノ・PIXTA365日、毎日の昇る朝日なのに、元日の朝日だけ「初日の出」として有り難がる、そして、初夢、初詣、初富士など、一年のお初のものを縁起がよいとするのは、日本人固有の感性。神々しい太陽が復活する瞬間は、写真を見ているだけでもエネルギーがもらえる気がします。初日の出名所スポットを取り揃えました。〝誌上「初日の出」詣〟でも、十分、運気が上がるはずです。