“大人仕様”のなめらかなツヤは、パール入りの下地で「つやを出すなら、ファンデーションはリキッドやクリームがおすすめ。そして、パール入りのメイクアップベースを併用しましょう。
色つきでもOKですが、パール粒子が細かいものをセレクト。真珠の光沢を思わせるような、まろやかに輝くタイプがいいですね」と山口さん。
大粒のパールやラメはギラつくこともあるので、要注意です。
毎日の頭皮ブラッシングで顔のリフトアップを習慣化もう一つ、パッと見た瞬間に年齢を感じさせるのが「たるみ」。“年齢を重ねて丸くなった”も、人柄であればよいのですが、外観がゆるんでしまった結果であれば、考えものです。
「たるみは、顔の外側に強く表れます。ゆるみを引き上げ、たるみを阻止するには、毎日の頭皮ブラッシングを取り入れて効率的に」と山口さん。
「まず、頭部全体の血流の滞りを解消するため、襟足部分を刺激することからスタート。左右それぞれ耳の上から後ろ、襟足に向かって、何度かブラッシング。次に、頭全体を前から後ろへ向かってブラッシング。
仕上げは、額の生え際。眉山〜眉尻の延長線上にブラシを当てて、軽くくるくるとブラシで頭皮マッサージを。たった数10秒のことですが、毎日続けることで、リフトアップ効果を期待できますよ」(山口さん)。
ブラシは、力を加減しやすいクッションブラシがおすすめです。
山口童子さんのおすすめアイテム
山口童子/Toko Yamaguchi
「美・ファイン研究所」ビューティディレクター。美容研究家で日本のメイクアップアーティストの草分け的存在である小林照子さんに師事。メイクアップアーティストとして活動するかたわら、「印象分析」に基づくメイク指導にあたる。
美・ファイン研究所:
http://www.be-fine.net/