魅力的な俳優を多く排出している『MEN’S NON-NO』の専属モデルでもある若林拓也さん。2017年から映像の仕事をスタートさせた。個性豊かな面々の中で、一層の異彩を放つキャラクターに挑戦
脳内にいる相談役・Aとおしゃべりしながらおひとりさまライフを満喫している黒田みつ子(のん)に訪れた、年下の営業マン・多田くん(林 遣都)との恋の行方を描く映画『私をくいとめて』。のんさんと橋本 愛さんのNHK連続テレビ小説以来の共演や、10月31日(土)〜11月9日(月)に開催された第33回東京国際映画祭での観客賞受賞など、話題沸騰中の本作には、臼田あさ美さんや片桐はいりさんらも出演。みつ子の勤める会社の先輩役を演じています。そして、もう一人。個性豊かな会社の人々の中で、一層の異彩を放っている人物が。それが、若林拓也さんが演じるカーターです。
「自分の世界観を持っていて、ちょっと近寄りがたい異質な雰囲気の人って、けっこう身の回りにいたりしないですか? そういう、自分の周りの人と重ねられるような人物像を描けたらなと思っていました。悪い奴では決してないんだけど、“これが僕だ”、“自分は正しいことをしているんだ”みたいな雰囲気を大切にしたくて。それを念頭に置いてカーターという役を考えていきました」