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明治の材木商の邸宅がアート空間に。1日1組で楽しむ宿「マルヨホテル」

2021.01.15

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EDITOR’S REPORT 街に溢れるさまざまな情報の中から、編集部員が読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。記事一覧はこちら>>
マルヨホテル

ベッドルームは2室。「room 0」は近隣にある洋館・六華苑を設計したジョサイア・コンドルへのオマージュを込めた洋室。

木曽三川が重なる三重県桑名市は、かつて流通や経済の拠点として繁栄を極め、街には今も静かにその名残が漂います。


「地元・桑名の蛤鍋の名店などで食事をした後、この地の歴史を感じていただけるゆったりとした宿を作りたかった」と話すのは、パリで日本文化を伝える会員制サロンや、京都で古民家をリノベートした宿泊施設を開くなど、日本が誇るべき文化を国内外に広く発信するオーナーの佐藤武司さん。

ラウンジと2階のレストラン

左:朝食は2階のダイニングで。 右:ラウンジの土壁には、蔵の扉がアートピースとして飾られている。 

ご自身にゆかりのある材木商の邸宅を引き継ぎ、フルリノベート。

現代アートや工芸、古美術の目利きである奥さまの正木なおさんとともに、隅々にまで美意識漂う空間を作り上げ、1日1組のゲストをお迎えします。

ホテル外観

左:地元が誇るよきものをホテルオリジナルのお土産として刷新。桑名にゆかりのある米油を使ったグラノーラ、創業100年を超えるはちみつ店のモチノキのはちみつ、地元で復活が試みられている浅草のり。 右:明治創業「丸与木材」の築70年超の本家をリノベート。

Information

MARUYO HOTEL(マルヨホテル)

三重県桑名市船馬町23

  • 4名利用で料亭「日の出」蛤鍋の夕食、朝食付き1泊1名3万2500円~
表示価格はすべて税抜きです。
『家庭画報』2021年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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