店主の黒岩典子さんは、低体温だった自身の体質改善のためにマクロビオティックに基づいた食生活を実践するなかで、「大好きな和菓子も白砂糖を使わないものがあったら」と一念発起。和菓子職人の修業をしながら白砂糖や乳製品、卵、小麦粉を使わない和菓子の研究を重ねてきました。
血糖値を上げないアガべシロップを砂糖の代わりに使用し、あずきをはじめとした材料はできるかぎり無農薬、有機栽培にこだわります。体に優しいだけでなく、大事なのはおいしいこと。黒岩さんが作るオリジナルの和菓子は、素材の力をしみじみと感じられる穏やかな味が印象的です。
写真は夏おすすめの「桑抹茶と糠入り白玉の塩汁粉」350円。
写真は青じそと梅が香る「雑穀道明寺」350円と、雑穀と黒豆がたっぷり入った玄米生地の大福「福巡り」350円。
表示価格はすべて税抜きです。
「家庭画報」2016年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。