『ガラスの50代』
酒井順子 著/講談社ベストセラー『負け犬の遠吠え』をはじめ、同世代の女性の生き方を、柔らかなことばと鋭い視点で描き続けるエッセイストの酒井順子さん。
昭和から平成に移る1989年に大学を卒業して以来30年、イケイケ精神で恋も仕事も遊びも謳歌し、消費、アンチエイジングや美魔女ブームを牽引してきたバブル世代も、すでに50代前半。
身体に訪れる老化や変化を友人知人と語り合っては自分だけではないという安心感を覚え、今、必要なものとして、お金、筋肉、近所の友達の3つキンを挙げ、筋力アップに精を出す。
巻末の読者アンケートに、令和の50代の本音がのぞく。
「#今月の本」の記事をもっと見る>> 『家庭画報』2021年2月号掲載。
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