365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】翌日に疲れを残さないおつまみはありますか?
毎晩お酒を飲んでいますが、翌日に疲れを残したくない日は、どんなおつまみを食べるといいでしょうか?
【回答】疲労回復効果のある食材を使いましょう
毎日の晩酌のお供は、おいしいのはもちろんですが、一日の疲れを解消してくれる効果があればなお嬉しいですよね。
そんな、疲労回復効果のあるたんぱく質やビタミンB1、Cが多く含まれた食材で作るおつまみを教えてくれるのが、料理家の井原裕子さんです。
井原さんの著書『ひとり飲みのやせるつまみ』より、“疲れを翌日に残さない2品”をご紹介しましょう。
肌にいいカロテンとビタミンもたっぷり「豚肉とピーマンの塩昆布炒め」は、豚こま切れ肉なら切らずに、そのまま炒めてOKなので手軽。なすを炒めたら酒を加えて蒸し焼きにして、早く柔らかく仕上げます。
「かぼちゃのトマト蒸し」は、レンジ蒸しのかぼちゃは、ホクッとした歯ざわりになってお酒にも合う味わいに。煮くずれたミニトマトをからめながら召し上がれ。
どちらも肌にいいカロテンをはじめ、ビタミンがたっぷりなので、美肌効果もバツグンです。
豚肉とピーマンの塩昆布炒め<材料(1人分)>
・豚こま切れ肉 120g
・ピーマン 2個
・なす 1本
・塩昆布 大さじ2(10g)
・酒 大さじ1
・塩、こしょう 各少々
・太白ごま油 大さじ1/2
<作り方>
1.ピーマンは縦半分に切り、へたと種を除き、斜め半分に切る。なすはへたを切り落とし、一口大の乱切りにする。
2.フライパンに油を熱し、豚肉を炒め、肉の色が変わったらなすを入れて炒める。油がなじんだら酒をふり、ふたをして1分ほど蒸し焼きにする。
3.ピーマン、塩昆布を加えて1分ほど炒め、塩、こしょうで味をととのえる。
かぼちゃのトマト蒸し<材料(1人分)>
・かぼちゃ 2切れ(100g)
・ミニトマト 3個
・塩 小さじ1/4
・こしょう 少々
・オリーブ油 大さじ1
<作り方>
1.かぼちゃは4枚に切り分け、ミニトマトはへたを除く。
2.耐熱皿に1をのせ、塩をふり、オリーブ油をかける。ラップをふんわりとかけ、電子レンジで2分加熱する。器に盛り、こしょうをふる。
井原裕子/Yuko Ihara
愛知県名古屋市出身。料理家。食生活アドバイザー、ジュニア野菜ソムリエ。米国、英国に約8年間在住した後、料理研究家のアシスタントを約12年間務め独立。雑誌や書籍などのレシピ提案のほか、企業の商品開発、レストランのメニュー開発など、食に関わる幅広い分野で活躍。
http://www.iharayuko.com
イラスト/umao 撮影/西山 航 編集協力/山岸美夕紀
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