キダには、マコトのプロポーズに協力しない選択肢もあったはずだが……。岩田さんも、キダの友達を思う気持ちに共感できるという。岩田さんにとって『名も無き世界のエンドロール』とは
岩田さんにとって本作は、いろいろなチャレンジがあった作品だと言います。今までとは少しイメージの違う、物語を伝える役割を担った役柄もそう。さらに……。
「僕は原作に、半分ファンタジーみたいな空気を感じたんですよ。そういうテイストの作品って、あまりやったことがないなと思って。それを佐藤(祐市)監督が撮るということで、チャレンジしたいなという気持ちがありましたね。サスペンス系だと、思い切りダークサイドに振った作品って多いと思うんですけど、そこにいる自分はイメージしやすいんです。完全に振り切れるから。でも、この作品は明るいシーンもあって。そこから堕ちていくっていうものを観たいなと。
それから、やっぱりまっけんとバディではないんだけども、なんかこう兄弟みたいな親友、同級生ってチャレンジしてみたいし、面白そうだなって思って。そこがあるから、最初からもう一度観たくなる作品になってると思いますし。原作が面白いから、っていうのは大前提としてありますけど、これだけいろいろな面で魅力を感じた作品です、この映画は」
岩田剛典/Takanori Iwata
ダンサー・俳優
1989年3月6日生まれ、愛知県出身。2010年、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとしてデビューし、14年にはEXILEに加入する。俳優としても活躍し、16年には『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演。同作で、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞などを受賞。近年の主な出演映画に、『AI崩壊』、『空に住む』、『新解釈・三國志』などがある。
『名も無き世界のエンドロール』
原作:行成 薫『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫刊)
監督:佐藤祐市
脚本:西条みつとし
出演:岩田剛典 新田真剣佑
山田杏奈 中村アン/石丸謙二郎 大友康平 柄本 明
配給:エイベックス・ピクチャーズ
2021年1月29日(金)より全国ロードショー
公式サイト
http://namonaki.jp『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』
映画の半年後が描かれるドラマが2021年1月29日(金)よりdTVにて独占配信スタート(全3話)
Ⓒ行成薫/集英社 Ⓒ映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会