ポップで独創的なドット模様。加藤那美子(Namiko Kato) 加藤さんの作品は、時代の空気におもねらない独創性が魅力。「私がつくるのは自分が使いたいと思うものばかり。2004年に出産してからは子育ての中で使いやすいもの、子どもが喜ぶものという視点も加わりました」と加藤さん。赤、黒、白を基調にフリーハンドのようなドット模様を配した器には、肩肘を張らない温かさがある。なお、制作する中で刺激を受けるものに、地元、蓮田市で出土された縄文土器を挙げる。「菱形のデザインなどは土器から着想を得たものです」。 「