伊弉諾神宮蔵 1.「伊邪那岐と伊邪那美の国生み」最初に淡路島を生む 性別をもつ最初の二神が伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)。天の浮橋に立ち矛を海の中に差し入れ、国生みを行う。矛の先端から滴り落ちた塩が自然と固まってできたのが淤能碁呂島(おのころじま)で、現在の兵庫県・淡路島の一部とも伝えられる。その島で結婚し、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡、本州の順に島を生み、日本列島が誕生。「二神が最初に生んだ子神、蛭子(ヒルコ)は骨がなく生まれたため海に流されましたが、民間信仰で恵