「天照大神」神宮徴古館蔵 2.「天の岩屋」八百万の神々が協力して天照大御神を引き出す 弟の須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴で機織女が死んだことに恐れ、天の岩屋の中に閉じこもってしまった天照大御神(アマテラスオオミカミ)。太陽神の不在は、世界に暗黒と多くの災いを引き起こした。天上界の神々は知恵の神である思金神(オモイカネノカミ)の発案で、天の岩屋の前で祭りを行う。鏡や勾玉で木を飾り祝詞を奏上した後、天宇受売命(アメノウズメノミコト)の踊りが神々の笑いを誘い、それにつられてついに天照大御神は戸を開く。「