沼野雄司さん ピアノソナタ 第18番Op.31-3「狩」 一見すると柔らかな線の連なりの中に、思わぬシンコペーションが待っているのが魅力ですね。第1楽章はテンポの緩急があるモティーフが魅力的。第2楽章スケルツォは強拍にp、弱拍にsf(スフォルツァンド)で強烈に始まり、それが転調しながら展開されていく面白さ。第3楽章はメヌエットらしい可愛らしいメロディ、中間部のトリオは控えめなシンコペーションが楽しめます。第4楽章は6/8拍子でタランテラ風、最後まで軽快に疾走!(推薦音源:『河村尚子 ベートーヴェン:ピアノ